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   8年目ゲームクリエイター・ムーブメント研究!

   ハ マ る 仕 掛 け を 作 る !

   第39回 「メイク・コミュニケーション(2)」

   2005/01/10(mon) release

   配信元:ゲームのしくみ研究委員会
   http://www.n2gdl.net

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■メイク・コミュニケーション(2)
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 ゲームのしくみの新田です。

 いやー今年の東京は異様に寒いですね。
 冷蔵庫の中はだいたい摂氏5度くらいらしいのですが、今の東京の外気もそ
のくらいの温度です。つまり冷蔵庫の中を歩いているようなもんです。


 秋田人の私は上京するときに「東北に比べたら関東の寒さなんて」と思って
いましたが、なぜか東京は秋田より寒さがきつく感じる!


 というのも、どうも秋田は日本海側で湿気が多く、服の中の暖かさが水分で
維持されるのですが、東京は乾燥していてそれがないようです。
 ということでキンキンに寒いです。
 秋田にいるときより厚着しないとブルブルです。


●コミュニケーションはどういうときに楽しいのか?

 前回は、Windowsのアプリケーションやネットゲームのコミュニケーションツー
ルは、最低限のコミュニケーション機能を備えているだけで、それだけではもっ
たいない! という話をしました。


 じゃあどんな機能があればいいんでしょうね?


 それを知るには、じゃあいったいなにが「楽しい」コミュニケーションの本
質なのだろうか? ということをまず知らねばなりません。


 楽しい会話は、すぐに終わらずに続きますよね?


 それはなんで続くのだろうか…?
 どういうときに続くか、思い出せますか?


 これはけっこうありふれた答えなんですが、


「共通の話題があるとき」


なんですね。


 コミュニケーション能力の高い人、人とすぐ打ち解けることができる人は、
共通の話題を探し出すのがうまい人なんですね。


「そうそう!」「わかるそれ!」「あ、実は私もなんです!」
「え!? キミも?」「あーおれもー!」


 とか、そういう言葉がポンポン出てくる会話は、楽しいんです。
 ではなぜ共通の話題があると、楽しいんでしょうね?


 それは「共感」できるからなんですね。
 これが楽しさの本質なんです!

 ↑これかなり重要です!


 例えば、ある人が「目の前に犬がいる」と認識できたのに、ほかのある人は
「そんなものはいない」と認識したとします。


 ではどちらの人が精神病なんでしょうか?(笑)


 それは、多くの共通見解を得られない側である可能性が高い。
 要するに、大多数の人が「そこに犬はいるよ」と言ったら、「いない」と言っ
た人のほうが精神病だとみなされます。


 実際には、大多数の人の方が精神病である可能性は残っています。
(コペルニクスが覆した天動説のように)


 しかし私たち人間は、五感でしかこの世界を把握できません。
 例え間違っていたとしても、共感を得られたほうが正しいとして暮らさない
と、生活が成り立たないことが多いんですね。


 だから、同じ見解を得られる、共感を得られるということは、親和意識や
帰属意識を生んで、安心するし、楽しいんですね。


 人間は「お! 自分の認識は合っている!」というところに、自分の存在の
安定を感じるわけです。


 「共感」!


 これが楽しいコミュニケーションを生むモトです。


 結論として、楽しさを生むコミュニケーションツールには、最低限の機能に
プラスして「共感」を生む機能、しくみを盛り込む必要がある…ということに
なります。


 では…その機能は、どんなものにすればいいのでしょうね?

 これを読んでいるあなたも、ちょっと考えてみてください。

(続く)

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■編集後記
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 今年の初詣は近くの神社で済ませたのですが(ちなみにおみくじは大吉でし
た!)、厄除けのつきあいで川崎大師に言ってきました。


 体に響く太鼓が鳴り、複数のお坊さんがお経を唱える。
 そのかたわらでパチパチと護摩をたく住職。
 大勢の人がそれを見守っているさまは、けっこうインパクトありましたね。


 さて値上げを告知してから、続々と購入の申し込みが入っています。
 ありがとうございます。
 みなさんのゲーム作りにかける「本気」が伝わってくるようです。


 値上げは大規模にドン! といくのではなく、小規模に複数回行なう予定で
す。最初は1/31です。


 「企画書の書き方−基礎編−」は、すでにアーカイブの形になっていますが、
発売は月末か、来月初旬にしようかと思っています。


 ということでまた次回!

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■ゲームのしくみ セットパッケージ情報
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●ゲームデザイナーズセット
・Gamedesign tips48
・宮本茂論

合計 \4,000 のところ \3,500(\500オトク!)

●プランナーズセット
・Gamedesign tips48
・宮本茂論
・ゲーム仕様書の書き方

合計 \5,000 のところ \4,000(\1,000オトク!)

●デベロッパーズセット
・Gamedesign tips48
・宮本茂論
・ゲーム仕様書の書き方
・プログラムの達人1〜3セット

合計 \7,500 のところ \6,500(\1,000オトク!)


 本屋には置いていない、サイトでだけ売っている情報です。

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■これをヒントにゲームを作れ!! お薦め書籍
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