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 あなたが「自分で作りたいものを作る」ことができるよう、
これは書かれました。

→ http://www.n2gdl.net/bookshop/indy/index.html

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 ハマるしかけを作る! 8年目ゲームクリエイター・ムーブメント研究!
 第70回 「1700万円のアイデア」 2005/08/22(mon)
△▲──────────────────── http://www.n2gdl.net/▲△

 ゲームのしくみの新田です。


 先日の土曜にゲーム業界でフリーランスで働いてる人で集まって、
飲み会をやったんですよ。


 きっかけは何かというと、ゲームのしくみによくメールをくれた
方たちがいまして、じゃあ一回会いましょうと。


 集まって飲んで放談しましょう!! みたいに盛り上がりまして、
毎回6人くらいで飲んでるんです。


 そうしたら知り合いのJ氏が途中で乱入して、昔一緒に仕事した
シェン○ーの、ここでは書けないような話が出る出る。


 私、あのゲームの主人公の家の台所部分を作ったんですけど、
J氏がそのとき企画で、台所の下の扉を開けたら「ゴキブリ」が
出るようにしてくれ! みたいな要望があったんですよ。


 どうしてそんなゲームに全然関係のないイベントを作るんですか、
もっとゲームが面白くなるネタがあるでしょ! と思ったんですが、
まあ、あのゲームは、そのゲームに全然関係のないイベントが山盛りで
あるがゆえに、リアルなのだ、みたいな納得をして(笑)
当時は作ってたんですね。


 そしたらJ氏が「あのときは申し訳ありませんでした!」とか
言い出して(笑)、そんなこというなら初めから作らせるな! みたいな
話になり、飲み屋は大混乱でした(笑)。


 まあ実験だったんですよね。


 ああいう試行錯誤を繰り返す場があることで、
なにが「だめ」でなにが「いい」のか、実際に出来てるもので
確認するという、一見無駄に見えるけれど実体験として
「だめ」と「いい」がわかる実践の場だったんですよね。

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■1700万円のアイデア
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 その新宿の飲み屋を出た後、じゃあ2次会は軽く喫茶店に
入って話し込みますか! ということになって、ルノアールに
行ったんですが、そのときの話。

(ええっ!? と思った話があったんですよ)


 オンラインゲームを作りたくて今動いている、という話を
I氏がしまして(私も一緒に手伝っていきたいなと思っています)、
そこからオンラインゲームの話になったんですね。


 いきなり大きな完成されたものを作ろうとするから胸焼けするような
開発費が必要になる…もっと画期的なオンラインゲームのモデルは
ないものか、という話になって、ちょっとヒントを出し合うかたちの
話になったんです。


 そしたらT氏が、

「今のオンラインゲームは2極化していて、すごく本格的にやって
のめり込みたい人と、単なるチャットの延長でやっている人がいる。

 たとえば「鉄騎大戦」などはそれが顕著に表れていて、一方では


「前方に敵機目視。攻撃を開始するので後方からの援護を頼む」と


ロールプレイをして盛り上がっている人がいると思うと、そこに


「いや〜昨日は飲み屋であの女性口説いたんだけどだめでさ〜」


という、かる〜い話をする人が乱入してきて、場が白けることが
多いんですよ。

 そうなると、まじめにやってる人は初心者をはじこうとするんですね。
 白けるから入ってくれるな、と。

 で、2極化していくんです。

 そして最後にはマニアックな人だけが残っていく、という流れが
あるんですよ」


 という話をしたんです。


 それじゃあどうすればいいんだ? という話になったんですが、
そこでT氏は、

「そこで、こういう企画が本当にあったんですよ」

という話を始めました。


 その内容は「ええっ!? そんな企画が本当にあったのかよ!?」と、
みんなが驚愕する内容でした!


 確かにそれなら、2極化はしないし、まじめな人だけが入ってくる!
 ゲームが白けることはありえない!
 ゲームは大きく盛り上がるし、話題性もある!

 すごいことを考える人もいるもんだな〜!

 それはゲームの発想というより、ビジネスモデルの発想だ!


 という内容だったんですよ。

 ただ、その企画はお金がかかりすぎるという事でなくなってしまった
そうです。



 しかし! 私は思い出したんです。



 そういえば最近、そのビジネスモデルを別の市場で実際に実行した人を
知っている…。

 で、わずか一日で1700万円を売り上げた。
(トータルでは2500万円の売上)

 もちろんそれなりの準備をしましたが、そんなに大きなコストでは
なかったようです。


 その成果を出したのは、アイデア、その発想だったんですよ。

 そのアイデアがその「場」に大きな価値を与えたんです。


 どういう企画だったのか、知りたいですか?



 これは、非常に貴重な考え方なので、ゲームのしくみで
特別レポートを購入してくれた方にだけお知らせします!
(以前に買ってくれた方はEMailアドレスで調べます)


 以下のフォームで、タイトルを「どういう企画なのよ!?」にして、
お名前とEMailアドレスを忘れずに送信してくださいね。

 企画内容を返信してお知らせします!


 今週の土曜、2005/08/27まで受け付けます。
 今週中にレポート買ってくれた方にも企画内容をお知らせしますよ。

 ↓このフォームからどうぞ。
 http://www.n2gdl.net/reviewform/reviewform.html

(続く)

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■編集後記
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 熱い感想が来ましたのでお知らせしますね。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
宗達さんより


新田さん、はじめまして。
宗達と申します。
つい先程、「個人ゲーム開発で暮らすための5ステップ」を読み終わりました。
素晴らしいです! 本当に感動しました!

今まで本を読んだ後、著者に感想を送ったことなどなかったのですが、
「感動したことを新田さんに伝えたい!」と思うほどに感動しました。
一言一句、新田さんの熱い気持ちが伝わってきました。
ワクワクが止まりませんでした。

速く全てを読み終わりたいという一方で、
ずっと読み続けたい、終わらないでほしいという矛盾が読書中ずっとありました。
私もこれから新田さんのように、熱さが伝わるものが書けたら良いなと思います。

今日NHKのトップランナーに俳優のオダギリジョーさんが
出演していたのですが、その中でオダギリさんが
「俳優の卵に夢を与えるよりも『同業者(俳優)に夢を与える人』になりたい」
とおっしゃってました。

その時、新田さんがまさに『同業者(ゲームクリエイター)に夢を与える人』
だなぁと思いました。
これからも同業者に夢を与える人でいてください。もちろん同業者の卵にも。
感動を届けて頂き、本当にありがとうございました。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 宗達さんありがとう!


 そうなんです。自分で作りたいものを作る。


 それには、いくら情熱を注いでも、途切れることは無い!
 そう思っています。


 そしてそれをしながら生きることは、みんなの夢だと思うんです。


 私は、本当に充実した仕事をするために、いつもこんな言葉を
かみしめています。


 「ライスワーク」(食べるための仕事)ではなく、
「ライフワーク」(人生のための仕事)をする!!


 わかります?


 「ライスワーク」と、「ライフワーク」。


 文字で見ると1文字違うだけですが、その生き方は大違いです。


 これを読んでいるあなたにも、「ライフワーク」をするための活動を
して欲しいと思っています。
(こう書くと宣伝に見えるかもしれませんが、本当にそう思ってます)

5ステップはこちら → http://www.n2gdl.net/bookshop/indy/index.html


 ということでまた次回!

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ゲームのしくみ ラインナップ
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■個人ゲーム開発で暮らすための5ステップ
http://www.n2gdl.net/bookshop/indy/index.html


■濃密TIPSレポート

■セコンド・メソッド

●SECOND METHOD:「チェイン・リアクション・フロー」
「ハマるゲームデザイン、基本中の基本」
http://www.n2gdl.net/bookshop/tips/chain.html

●SECOND METHOD:「レベル・コンフリクト・フロー」
「レベルデザインがゲームを制する!」
http://www.n2gdl.net/bookshop/tips/conflict.html

●SECOND METHOD:「カウントダウン・フロー」
「ゲームを盛り上げるための流れ」
http://www.n2gdl.net/bookshop/tips/countdown.html


■エモーショナル・ゲームデザイン

●エモーショナル・ゲームデザイン:発想法「Don't think feel」
「考えるな、感じるんだ!」
http://www.n2gdl.net/bookshop/tips/dontfeel.html

●エモーショナル・ゲームデザイン:発想法「状況逆算発想法」
「プレイヤーになってほしい状態」
http://www.n2gdl.net/bookshop/tips/situation.html

■プランニング

●企画書の書き方「ゲームの面白さを確実に伝える方法」
「採用したい企画書」
http://www.n2gdl.net/bookshop/tips/plan_kakujitsu.html


■セットパッケージ

 デベロッパーズセットを購入したシゲルさんより。

>印象に残ったのはズバリ全てです。どれもクオリティーが高く最高でした。


 現役のゲーム開発会社やゲーム専門学校にも買って頂いております!


 本屋には置いていない、サイトでだけ売っている情報です。
 「高密度の気づきがある!」と好評です。

http://www.n2gdl.net/bookshop/gametips48/gametips48.htm#setlist

●ゲームデザイナーズセット
・Gamedesign tips48
・宮本茂論

●プランナーズセット
・Gamedesign tips48
・宮本茂論
・ゲーム仕様書の書き方−基礎編−
・ゲーム企画書の書き方−基礎編−

●デベロッパーズセット
・Gamedesign tips48
・宮本茂論
・ゲーム仕様書の書き方−基礎編−
・ゲーム企画書の書き方−基礎編−
・プログラムの達人1〜3セット

 興味のある方は、以下のURLよりどうぞ。

http://www.n2gdl.net/bookshop/gametips48/gametips48.htm#setlist


それぞれ単品でも購入できます。
詳しくはサイトにて。

http://www.n2gdl.net/

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■バックナンバー
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 バックナンバーはこちらで見ることができます。

http://www.n2gdl.net/magazine/index.html

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心理学、NLPなどにも非常に興味がありますので、これらの「人をハマらせ
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